ベトナム化粧品市場環境分析レポート:日韓と競争する台湾ブランド、ベトナム市場参入に把握すべき5つのキーポイント

發布日期:2020/07/01
數據期間:2019/01/01-2020/12/31
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近年ベトナムでは女性の化粧意識が高まり、化粧する女性人口の増加につれ、化粧品市場が急速に成長しており、今後もさらに拡大すると予想されている。とはいえ、国ごとに「風俗習慣や文化、気候、消費者の購買行動や好み」がかなり異なるため、新しい市場に進出するには顧客ニーズを見極めなければいけない。また、i-Buzz Asia国際研究レポートによると、化粧品に対して、ベトナム人消費者の購買行動が台湾人消費者のと相違するので、ビッグデータ活用を通して5つのキーポイントを把握すれば、メイド・イン・台湾、いわゆる「MIT」の台湾ブランドもベトナム美容市場で日本や韓国ブランドと肩を並べられるのだ!

 

 

美容関連の口コミ数の推移:3月8日「国際女性デー」が重要な販促シーズン ベトナム「化粧品市場」陣取り合戦

 

i-Buzz Asia国際研究レポートによると、台湾の百貨店の周年慶(創業祭)セールや欧米のブラックフライデーセールのシーズンと違って、ベトナムの美容業界では3月8日「国際女性デー」前後が絶好の販促シーズンとなっていることがわかった。この時期に、多くの美容ブランドがセールやキャンペーンを行ったり、新商品を発売したりしていたため、美容産業全体の口コミ数は3月が特に高かった。

 

 

 

美容関連の口コミ情報源:掲示板より、SNSのほうが盛り上がる Facebook活用でより多くの消費者にリーチする

 

掲示板の利用が盛んである台湾と違って、ベトナムの美容業界では、口コミの情報源はソーシャルメディアがメインである。中には、口コミ件数の最も多い情報源がFacebook。ベトナム人消費者は商品やサービスを購入する前に、SNSで情報収集したり、投稿して他のユーザーと情報を交換したりするため、Facebookページ上で商品情報を拡散しやすいし、消費者の商品への評判やレビューも集取できる。SNSをうまく活用すれば、美容への関心の高いベトナム人消費者によりリーチできるとは言えるが、掲示板の場合、広告や販促イベントが比較的に少なく、ユーザーが自発的に書き込んだ口コミのほうが、消費者の真の声が込められているとも考えられるので、情報源として二つとも不可欠である。

 

 

 

美容産業の競合状況:口コミ数の割合、韓国ブランドが半数超え プチプラブランドが人気

 

ここ近年、ベトナムでも韓流ブーム到来の影響があり、韓国ブランドが口コミ数の割合を5割以上も占めている。次に日本、欧米のブランドと続いたが、韓国ブランドが圧倒的な優位に立った。そんな中で、わずか2%しか占めていない台湾ブランドには、まだまだ成長の余地があると予想される。

 

ベトナムの人気化粧品ブランドTOP10において、韓国ブランドが最も多くランクインした。日本や欧米ブランドの化粧品と比べ、韓国化粧品の方が低価格で、さらに韓国文化の人気が沸騰していることもあり、そういったことはベトナム人消費者が韓国ブランドを好む理由なのではないかと考えられる。また、人気化粧品ブランドTOP10のうちに、韓国ブランド以外に、Senka、Bioderma、Shiseido、Maybellineがランクインした。この4つの非韓国ブランドの共通点といえば、手ごろな価格だ。安くて手軽に買える化粧品のニーズが高まるという点から、ベトナムの消費者は化粧品の値段をよく意識していると言えるだろう。

 

 

 

人気化粧品:美白対策に日焼け止め 赤リップメイクが定番

 

i-Buzz Asia国際研究レポートによると、ベトナム人消費者は特定ジャンルの化粧品をこだわっているとのこと。暖かいベトナムでは、昔から白肌が憧れられて、理想の美白肌を目指すには紫外線防御をしっかりしないといけないと普通に思われているため、スキンケア部門ではサンケア製品に関する口コミが一番多かった。また、ベトナムでは赤リップを取り入れたメイクが定番。眉メイクが一番大事だと思っている台湾人に対して、ベトナム女性はノーメイクでもリップ一本できまると思っているようで、カバンの中に、必ずリップが一本ぐらい入っているというほどだ。それで、口紅がベトナムで最も人気のあるコスメ製品となったのは当然なことで、口紅で話題を作る大手コスメブランドも少なくない。3 Concept EyesやMerzy、Bbia、Maybellineなどが例として挙げられる。

 

 

 

美容関連の人気キーワード:上位はキャンペーン・セール オンラインショッピングが人気

 

i-Buzz Asia国際研究レポートにより美容関連の口コミ情報を分析したところ、ベトナムでは「広告・プロモーション」や「製品の機能性」がかなり重要視される。さらに、口コミ情報を元に作成されたワードクラウドからみると、「広告・プロモーション」に関して、ベトナム人はよくセール(促銷)やキャンペーン(優惠活動)に心が惹かれるようで、割引があるかどうかで購買行動に影響が出ていると見受けられる。一方、「製品の機能性」に関しては、気温が高い地方では、水分を失いやすく、肌荒れや肌に炎症が起きたりする恐れがあるため、ベトナム人は保湿性(保濕)や洗浄力(潔淨)をかなり重視している。

 

ここで1つ注意すべきなのは、「Shopee(ショッピー)」というECモール上の口コミ件数が一番多かったこと。ベトナムでは美容に関心がある消費者の買い物する場所はリアル店舗からオンライン店舗へと変化しているのである。出品者登録の手順や出店までの流れがシンプルでありながら、販売できる商品のカテゴリが豊富なShopee。ベトナムEC市場参入が比較的に遅かったとはいえ、送料無料のタイムセールをよく行うShopeeは、使い勝手の良さと安心感を兼ね備えたECサイトとして美容系に人気は高まるばかりだ。

 

 

ベトナム化粧品市場参入に注意すべき5つのキーポイント

 

i-Buzz Asia国際研究レポートの調査結果をまとめてみると、ベトナム化粧品市場に参入するには、5つのキーポイントを把握すべきである。

 

1.絶好の販促シーズンは3月8日「国際女性デー」前後。この時期での販促効果が最も高いと予想される。

2.掲示板より、SNSのほうが盛り上がる。ソーシャルメディアの影響力をうまく生かせば、より美容への関心の高い消費者をリーチできる。

3.値段を安めに、競争力を高める。プチプラをよく購入するベトナム人消費者は値段をかなり意識しているため、競争力を高めるには商品価格を低めにする必要がある。

4.日焼け止めや口紅が人気。気候や風習の影響か、主力商品としてサンケア製品と口紅の人気は目が離せない。

5.オンランショッピングのさらなる成長が見込まれている。ベトナム人は化粧品を買う時、デパートよりも、よくECモール「Shopee」などのECサイトを利用する。

 

韓流ブームの追い風に乗っている韓国ブランドは確かにベトナム美容業界で優位に立ってはいるが、他ブランドにとってベトナム市場参入に成功する機会が全くないとは限らない。例えば、台湾ブチブラブランドは、低価格という利点がある。そこもベトナム人消費者が目の行くところなので、i-Buzz Asia国際研究レポートの調査結果を参考して、ソーシャルメディア活用などで消費者と交流しながら、ブランド認知を高めていくという施策は取ってみる価値が十分ある。つまり、ベトナム人消費者が注目する要素を把握しておけば、ベトナム化粧品市場進出に成功するのは無理ではない。韓国ブランドと戦ってみないか?

 

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▌i-Buzz Asiaアジア市場研究レポート

i-Buzz Asiaは口コミ分析サービスを提供する台湾のデジタルマーケティング会社です。業界最大級のクチコミデータベースによって収集された東南アジア圏のネット上のクチコミ情報を統合的に分析し、「i-Buzz Asiaアジア市場研究レポート」を作成するサービスを支援しています。これにより、東南アジア各産業の市場動向や消費者ニーズを深く理解することが可能となります。

 

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